OTX(Open Test sequence eXchange format)は、ECUライフサイクルで診断シーケンスを交換するためのシーケンス言語を記述します。診断テストシーケンスのためのドキュメンテーションとマシンリーダブルな記述を含むXMLベースのデータフォーマットです。
実際の言語スコープ(コア)は、標準化された拡張機能を使用して特定の診断アプリケーションに合わせて調整されていますが、他のアプリケーション用の独自のソリューションで拡張することも簡単です。診断シーケンスの記述はXMLベースなので、異なるプラットフォームや診断テスターを使用しているパートナー間でも交換することができ、また簡単にシーケンスの再利用や拡張が可能になります。
Softingは当初から標準を積極的に推進し、さまざまな進化の段階で標準化と同時に実装も行いました。同社の製品ポートフォリオとしてOTX エディターrとRuntimeサーバが提供されています。
Softing社はユーザ向けに複雑なOTXの仕様をビジュアル化しました。上記のDownloadボタンからPDFをダウンロードしていただけます。また、縦58×横87cmのポスターをご用意しておりますので、お問い合わせからご連絡いただければポスターをお送りいたします。
診断テストシーケンス作成ツール | OTX-STUDIO |
診断アプリケーション | DTS9-MONACO |
アフターセールス向け診断ツール | Softing TDX |
診断サーバ― | Softing SDE |
診断API | D-PDUAPI |
診断VCI (インターフェイス) | VINING 1000 |
VINING 2000 |
SAE J1979-2準拠 UDSベースのOBD通信
これからの車両・ECU診断の新しい規格
ISO 22901-1準拠 ECU診断データベースフォーマット ODX(Open Diagnostic data eXchange)
ISO 13209準拠 ECU診断テストシーケンス OTX(Open Test sequence eXchange format)
ISO 14229準拠 ECU診断通信プロトコル UDS on CAN/K-Line/Ethernet
ISO 13400準拠 EthernetベースのECU診断通信プロトコル DoIP (Diagnostice over IP)
ISO 27145準拠 大型商用車向けECU診断通信プロトコル WorldWide Harmonized OBD
ISO 15031準拠 ECU診断通信プロトコル On Board Diagnostic
ISO 15765準拠 ECU診断通信プロトコル Diag on CAN
車両またはECUにシンボリックにアクセスする診断サーバのAPI
ECU診断に特化したパワフルなアプリケーションインターフェイス(API)
シンプルな診断通信のためのプログラミング・インターフェイス(API)