DoIP(Diagnostics over IP)では、UDSを介した診断サービスがTCP / IPおよびイーサネット上で送信されます。これにより、CANをよりもはるかに高いデータレートが可能になり、複雑な診断タスクやフラッシュアプリケーションの場合に、時間と費用の両方を節約できる可能性が高くなります。
イーサネットベースの通信により車両診断のコンセプトが変わってきます。例えば、VCIがなくてもテスターから直接車両にアクセスできるので、診断インターフェースをITインフラストラクチャにかなり簡単に統合できます。サービスアプリケーションの場合は、イーサネットと法的に規定されたCANバスを操作するときは、強力なVCIを使用するのが最善の方法です。
診断通信の実績と経験、ISOワークグループへの参加に基づいて、Softingは当初から規格の定義に積極的な役割を果たしてきました。SoftingはDoIP対応のパワフルなVCIを提供しています
Softing社はユーザ向けに複雑なプロトコル仕様をビジュアル化しました。上記のDownloadボタンからPDFをダウンロードしていただけます。また、縦58×横87cmのポスターをご用意しておりますので、お問い合わせからご連絡いただければポスターをお送りいたします。
診断データベース作成ツール | DTS9-VENICE |
診断アプリケーション | DTS9-MONACO |
アフターセールス向け診断ツール | Softing TDX |
診断サーバ | Softing SDE |
診断API | D-PUD API |
診断VCI (インターフェイス) | VINING 1000 |
VINING 2000 |
SAE J1979-2準拠 UDSベースのOBD通信
これからの車両・ECU診断の新しい規格
ISO 22901-1準拠 ECU診断データベースフォーマット ODX(Open Diagnostic data eXchange)
ISO 13209準拠 ECU診断テストシーケンス OTX(Open Test sequence eXchange format)
ISO 14229準拠 ECU診断通信プロトコル UDS on CAN/K-Line/Ethernet
ISO 13400準拠 EthernetベースのECU診断通信プロトコル DoIP (Diagnostice over IP)
ISO 27145準拠 大型商用車向けECU診断通信プロトコル WorldWide Harmonized OBD
ISO 15031準拠 ECU診断通信プロトコル On Board Diagnostic
ISO 15765準拠 ECU診断通信プロトコル Diag on CAN
車両またはECUにシンボリックにアクセスする診断サーバのAPI
ECU診断に特化したパワフルなアプリケーションインターフェイス(API)
シンプルな診断通信のためのプログラミング・インターフェイス(API)