Softing社の機能別API SDAは、同社のODX/OTX対応ミドルウェア(診断サーバ) 「Softing SDE」に含まれているAPIです。ローカルやリモートシナリオで診断機能を簡単に実行するための独自のアプリケーションを開発するためのAPIです。
サービス指向アーキテクチャの意味での機能的APIにより、典型的な診断機能を「Softing SDE」で完全に実行することが可能です。シンプル化されたこのAPIにより、多くの勉強をすることなく独自のアプリケーションにODX/OTXベースで診断機能を組み込むことが可能です。
機能的なAPIによる開発期間の短縮 --- SDA(Smart Diagnostic API)により、診断機能をあらゆるテストシステムに極めて効率的に統合することができます。SDAはいくつかの診断サービスコールやシーケンス全体を独自の関数にインテリジェントにカプセル化し、実際のテストの複雑さを大幅に軽減します。診断機能の実装に関する深い知識は必要なく、長い習熟時間を回避することができます。また、診断関数が常に同一に定義されているためエラーの発生確率も大幅に軽減されます。
サービス指向のアプローチによるリモート --- SDAを使用することで診断機能は「Softing SDE」に完全にカプセル化されアプリケーションから独立して実行されます。リモート操作やクラウド操作の前提条件となるもので、これによってネットワーク接続からの独立性が確保されます。診断機能は、ODXサービス、OTXシーケンス、Java、またはC++コードとして直接SDEに実装するなど、さまざまな方法で実現できます。これは、コントロールユニットやバリアントに応じて可能であり、常に最大限の柔軟性を確保します。
OTX(ISO13209)による自動診断シーケンスとテスト --- 「Softing SDE」にはISO 13209に準拠したOTXが固定コンポーネントとして提供されています。複雑なOTXシーケンスも、Softing SDEをランタイム環境として使用することで非常に効率的に実行することができます。 自動テスト環境(Hardware in the Loop - HiLなど)を使用する場合、APIへのフルアクセスは必ずしも必要ではありません。「Softing SDE」は、この目的のためにコマンドラインから効率的かつ正確にアクセスすることができます。
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