VIN|INGシリーズはSoftingの新しいVCIとして、様々な診断プロトコルとバスに対応しており同社のD-PDUAPIをサポートしています。
最新のトレンドに合った製品として、必要なタスクに合わせたハードウェア設計を簡単に実装することができます。
VIN|ING 2000はこのシリーズの中でもパワフルで多機能なVCIです。コンパクトなデザインとホストシステムへのインターフェイスとしてWLAN, LAN, USBを、車両インターフェイスとしてCAN, CAN FD, Ethernet, K-Line(オプション)を対応しています。
VIN|ING 2000は独立した2つのWiFi通信チャネルが装備されており、IEEE 802.11 a/b/g/h/nでは2.4および5 GHz帯域をサポートしています。生産ラインまたはアフターサービスで使用するための前提条件である WPA2/PSKやWPA2 / RADIUSなどの暗号化技術および高性能ローミング特性を対応しています。さらに、スリープ/ウェイクアップモードと診断シーケンスでの相互作用のためのさまざまなプログラム可能なファンクションキーを持っています。
VIN|ING 2000は、革新的・現代的なアプリケーションシナリオを実現することができます。高機能なハード的実装とモジュラーソフトウェアのアーキテクチャにより、診断サーバをこのVCI上に実装し処理されるODXデータを保存することも可能です。これにより、すべてのモバイルアプリケーションの範囲をテスター側からリモートアクセスし車両上で完結することができます。
CAN, CAN-FD, Ethernet(DoIP)対応 ---マルチネットワーク、マルチプロトコル対応により、開発対象となる多様なECUの診断が可能になります。診断に特化したインターフェイスとして診断プロトコル対応のファームウェアを搭載しているため安定した高速診断通信を実現します。
製造ライン上の車両にVCIを挿入し、無線経由で診断通信が可能です。車両番号など固有情報の認識、必要なプログラムのフラッシュを無線通信(有線も可)で実行します。
スマホやタブレットなどポータブルな端末とVCIを接続し、走行中の車両データを収集することもできます。VCI上に診断アプリを実装し、VCIをアクセスポイントとして端末と接続します。収集したデータはVCI上に保存することも可能です。 また新製品のVINING2000 PDX(スタンドアロンタイプ)によりロードテスト中のデータログやECUフラッシュが可能になります。
同じシリーズのVINING2000 PDXは、完全なスタンドアロンタイプとして診断サーバをVCI上に実装し処理されるODXやOTXデータを保存することも可能です。
VCI上ではしるOTX シーケンスにより、全体の診断タスクはホストシステムと接続することなく、独自に処理することができます。スタンドアロンでのリプロ、実際の診断、その他の制御タスクを可能にします。
VI-BA-2100 | VIN|ING 2000 WLAN/LAN/USB (ホスト接続) 2 x CAN / CAN FD, 2 x K/L-Line ISO 914(-2) --on request, Ethernet for DoIP |
VI-BA-2200 | VIN|ING 2000 WLAN/LAN/USB (ホスト接続)、256GB SDカード 2 x CAN / CAN FD, 2 x K/L-Line ISO 914(-2) --on request, Ethernet for DoIP |
VI-BA-2400 | VIN|ING 2000 WLAN/LAN/USB (ホスト接続)、256GB SDカード スタンドアロン診断デバイス(診断ランタイムシステム搭載) 2 x CAN / CAN FD, 2 x K/L-Line ISO 914(-2) --on request, Ethernet for DoIP |
ZB-KA-1010 | VIN|ING 2000用 MagCode アダプタ USBケーブル |
ZB-KA-1020 | VIN|ING 2000用 MagCode アダプタ LANケーブル |