PCAN-Router Pro FD

PCAN-Router Pro FD 6チャネルCAN/CAN FDルータおよびデータロガー

使用ケースのご紹介

6チャネルのPCAN-Router Pro FDは、CAN FDと従来のCANバスのデータトラフィックをリンクします。プラグイン可能なCANトランシーバモジュールにより、各CANチャネルをそれぞれの要件に柔軟に適合させることができます。さらに、ルーターには1つのアナログ入力と4つのデジタルI/Oが装備されています。 CANメッセージは、内部メモリまたは挿入されたメモリカードに記録され、後でUSB接続を介して読み取ることができます。 PCAN-Router Pro FDを使用すると、テストベンチと生産プラントのデータフローを管理、監視、制御できます。 CANからCAN FDへ、またはその逆への変換により、CAN FDアプリケーションを既存のCAN 2.0 A/Bネットワークに統合できます。

PCAN-Router Pro FDの動作は、特定のアプリケーション向けに自由にプログラムできます。ファームウェアは、CおよびC ++用のGNUコンパイラを含む同梱の開発パッケージを使用して作成され、CANバス経由でモジュールに転送します。メッセージ転送やレコーディングなどのさまざまなプログラミング例により、独自のソリューションの実装が容易になります。

システムコンポーネントのアップグレード：
2020年11月20日より前に購入したデバイスのアップグレードが利用可能です。ダウンロードエリアでは、必要なデータがアップグレードパッケージとして提供されます。開発パッケージにも含まれています。変更およびアップグレードが必要なデバイスに関する詳細情報は、システムコンポーネントのバージョン履歴に記載されています。
システムコンポーネントのバージョン履歴は以下より参照頂けます。
PCAN-Router Pro FD: PEAK-System (peak-system.com)

要件：
CANバスを介したファームウェアの転送には、PEAK CANインターフェイスが必要です。

主な仕様

High-speed CAN 6チャネル（ISO 11898-2）
CAN2.0 A/B および FD準拠
CAN FDのISO/Non-ISOをサポート
CAN FDデータ領域のビットレート(最大64バイト):最大12 Mbit/s 最小40 kbit/s
CAN転送レート: 最大1 Mbit/s 最小40 kbit/s
NXP TJA1043 CANトランシーバ、ウェイクアップ機能付き
ご要求に応じて変更可能なトランシーバモジュール (将来対応予定)
CAN接続：D-Sub 9-pin
CAN終端は、CANチャネルごとに切り替え可能
各CANバスの入力またはリアルタイムクロックを使用したウェイクアップ機能
4つのデジタルI/O (4つのデジタル入力、4つデジタル出力：ハイサイドスイッチ 2チャネル、ローサイドスイッチ 2チャネル )
1つのアナログ入力（0-33 V）
CANデータとエラーフレームの記録
内部メモリ：16 GByte eMMC
SDカードスロット (ログデータトレース用)
データメモリにアクセスするためのUSB接続（例：記録されたログデータトレース）
WindowsソフトウェアPEAK-Converterを使用してさまざまな出力形式への変換：ASCファイル、CVSファイル、TRCファイル (将来対応予定)
バッテリーバッファ付きリアルタイムクロック（RTC）、ウェイクアップにも使用可能
ビーパー音
CANチャネル、メモリカード、電源のステータスLED
マイクロコントローラSTM32F765NIH6（Arm®Cortex®M7ベース）
マイクロコントローラRAMにSDRAMを32Mバイト増設
フランジ付きアルミニウムケーシング
電源8-32 V電源、過電圧および逆極性に対する保護
バックアップバッテリー用スロット（フォームファクタ 18650 を挿入すれば停電時に動作を確保できます）
RJ-45ソケットを介したイーサネットインターフェイス（IPEH-002222のみ）
動作温度:-40〜85°C（-40〜185°F）

品名/型番

PCAN-Router Pro FD / IPEH-002220

PCAN-Router Pro FD with Ethernet interface/IPEH-002222

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