UDS(ISO 14229-1)はUnified Diagnostic Servicesの略で、コントロールユニット(ECU)との通信を定義しています。Windows®ソフトウェアは、さまざまなサービスを使用してコントローラをテストします。このプロセスは、プログラムがクライアント(テスターとも呼ばれる)の立場にあるというクライアント/サーバー原則に基づいて行われます。UDSはトランスポートプロトコルとしてISO-TP規格を使用しているため、UDSは最大4095バイトのサイズのデータブロックを送信できます。保守情報の交換のほかに、たとえばファームウェアの転送が可能です。
PCAN-UDS APIは、8つの機能に基づいて標準の機能を実装しています。それらは、テスター割り当て、構成、情報、ユーティリティー、サービス、および通信に分類されます。
Windows®/Linux用CANソフトウェアAPI
Windows® 用 CAN/CAN FD 開発パッケージ
RP1210開発およびRP1210接続API
CANキャリブレーションプロトコルの実装API
ユニバーサル測定およびキャリブレーションプロトコルの実装API
パススルーソフトウェアのPEAK CANインターフェイスへの接続API
ISO-TP規格(ISO 15765-2)の実装API
UDS規格(ISO 14229-1)実装API
OBD-2規格(ISO 15765-4)実装API
LIN接続アプリケーション開発用 API