ODX / OTX対応 ECU診断ソフト DTS-MONACO
DTS-MONACO (ユーザインターフェイス)
MDTS-MonacoはDTS製品の主要ツールとしてECU診断ソフトの開発、テスト、検証に必要な全ての機能を提供します。
ODX, OTXはもちろん、診断プロトコルとしてKWP2000やUDSなど標準規格を対応したツールとして診断、解析、OBD、フラッシュプログラミング、パラメータ化、シミュレーションを実現します。
現在のDTS7に続き、ODX Version2.2とOTX Version1.0をサポートするDTS8がリリースされました。
*DTS8-Monacoは、ドイツのDaimler社の開発ツールとして採用されました。
特長
- 標準診断プロトコル KWP2000 (ISO 14230), Diag on CAN (ISO 15765), UDS (ISO14229), CARB (ISO 9141), OBD , WWHOBD (ISO 27145), SAE J1939
- バスラインとして、K-Line/CAN/Ethernet (ISO 13400 DoIP/Tester)に対応
- 13種類以上のGUIのテンプレートを用意、ユーザは必要なGUIを組合せて特定の診断アプリケーションに構成可能
- OBD専用のGUIにより、簡単に全モードをチェック可能
- ODX(ASAM-MCD2)の対応により、ECU開発からアフターセールスまでのプロセスチェーンで共通テスタとして使用
- OEM特定の暗号化処理の設定が可能 (オプション)
仕様
- 通信パラメータの構成(テスタ・アドレス、初期化モード、タイム)
- "Request"と"Request" パラメータへのシンボリックアクセス
- "Byte"、"Message" シンボリックレベル上で通信を表示
- ECUから、またはECUへのデータのアップロードとダウンロードをフラッシュプログラミング
- CANメッセージ(Diag on CANなど)のためのフィルター機能
- エラーフレームの送受信
- ハードディスクへbyte, メッセージ、シンボリックレベルの通信トレースの保存
- テストルーティンを追加し周期的な送信が可能 (Data Display)
- MSL (Monaco Sequence Language) により複雑なテストシーケンスを簡単に構成可能 (オプション)
- Softkeyに割り付けることで、簡単なテストルーティンを作成可能