Ellisys社が提供する高機能USB開発ツールには、プロトコルアナライザ、パケット・ジェネレータがあります。アナライザ、ジェネレータのバンドルパッケージUSBEX260DUOは、アナライザ1台、ジェネレータ1台の構成だけでなく、アナライザ2台またはジェネレータ2台としても使用できる非常に便利なパッケージです。ジェネレータ及びDUOには、プリコンプライアンス・テストソフトウェアが含まれています。これを用いるとコンプライアンス評価や性能検証が非常に簡単に実現できます。その他、オプションとしてインターチップ接続用プローブを用意しております。
Ellisys USB Explorer 260 Analyzer は、リアルタイムモニタ、ハードディスクデータストリーミング、クラスデコード、トラフィックの統計情報、強力なトリガーやフィルタといった多くの解析機能を持っています。デバイスエナミュレーション評価や通信問題の解決、相互接続問題の検出、性能の最適化などで実証されたEllisys独自の優れた解析ソフトウェアは非常に高い評価を受けています。
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アナライザ、ジェネレータのバンドルパッケージUSBEX260DUOは、アナライザ1台、ジェネレータ1台の構成だけでなく、アナライザ2台またはジェネレータ2台としても使用できる非常に便利なパッケージです。
Ellisys USB Explorer 260 Generator は、プロトコル解析機能に、USBデバイスやホストのエミュレーション機能、コーナーケースやリカバリメカニズムのテスト機能を追加します。強力なスクリプト環境でトラフィックやタイミング、エラーシナリオを生成しパケットを送出することが出来ます。アナライザで記録されたトラフィックも、テストのために再生することが出来ます。このジェネレータは、業界初のインライン・エラー・インジェクション機能をサポートし、ホスト-デバイス間にプログラムされたエラーを挿入し、発生頻度の低い条件での転送エラーの影響をテストすることが出来ます。
ジェネレータはさらにUSB Device Examinerを含んでいます。このソフトウェアとジェネレータを用いると、デバイスがUSBの仕様 (Chapter 9 Test) とHIDやマスストレージといったクラス仕様に準拠しているかを自動的に検証することができ、またその結果をHTML形式の評価レポートとして作成することができます。オプションのアナライザを使用すると、このテストプロセスを全て記録し、評価レポートにトレースファイルのリンク情報を付加しますので、問題があった箇所の解析をすみやかに行うことが出来ます。
アナライザ、ジェネレータのバンドルパッケージUSBEX260DUOは、アナライザ1台、ジェネレータ1台の構成だけでなく、アナライザ2台またはジェネレータ2台としても使用できる非常に便利なパッケージです。
Ellisys の USB Device Examiner (DEX) は、スタンドアロンのUSB デバイス コンプライアンス テスト アプリケーションで、USB Explorer 260 と一緒に使用します。 DEX は、ジェネレータと共に提供されますが、アナライザにオプションとして追加することも可能です。DEX はUSB 仕様書の第9章(デバイス フレームワーク)をカバーした、信頼性の高いコンプライアンス テスト のセットを包括的に提供します。
テスト結果は、詳細を記述した注釈付きで Pass/Fail 表示されます。全てのテスト終了時には、HTMLフォーマットのサマリーレポートを作成します。各テストは、オプションとしてEX260アナライザでデータをトレーき、テスト結果をすばやく詳細に解析することが出来ます。サマリーレポートは、各テスト結果のトレース情報へのリンクを持っています。
また、あらゆるUSBデバイスをカバーするChapter 9テストに加えて、マスストレージ、HID、HUB (Chapter 11)のデバイスクラスのクラス専用テストをDEXは提供します。マスストレージデバイスでは、リード/ライトの性能テストも可能です。
DEX の操作はシンプルでス。デバイスを EX260 に接続し、Run ボタンをクリックして、結果を待つだけです。これだけで、DEX は全ての作業を行います。数百のテストとサブテストが数分のうちに終ります。オプションの EX260 アナライザは、テスト時のデータを記録するために、DEX が実行される EX260 と被検査デバイスの間に入れることが出来ます。
DEXが起動した時、デバイスが持つUSB属性とクラス固有の属性が自動的にサマリ表示され、シンプルで直感的なユーザーインターフェースを実現しています。適用できるテストは自動的に選択されますが、マニュアルで選択することも可能です。
Device Examiner は、デバイスが接続されると自動的にデバイスのディスクリプタを読み、そしてそれに応じたテストを組み立てます。例えば、マスストレージクラスのデバイスを検出すればそのクラスのテストも選択できるようになります。
デバイスのコンフィグレーション、インターフェース、エンドポイント全て DEX によって読み取られ、テストケースはダイナミックに生成されます。クラス、サポートクラスエンドポイント数、エンドポイントタイプといったデバイスの能力に応じて、ユーザーはそれらを利用することが出来るように作られます。