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技術資料 – Ellisys Expert Notes – Bluetooth技術仕様の解説、Ellisys製品活用のヒントをまとめたドキュメント

Bluetooth トラフィックの正しい解析方法

Bluetoothはスニッファにとって解析が難しい技術です。周波数ホッピング、ホワイトニング、プライバシー、暗号化など高度な通信技術を有するBluetoothはスニッファにとってフレンドリーな技術とはいえません。本稿では、これらの課題がエンジニアにどのような影響を与えているのか、また状況を改善するために何ができるのか解説します。

具体的には、現在利用可能な2つのスニッフィング技術であるシングルチャネルスニッフィングと全帯域同時チャネルスニッフィングを例にとりながら、無線通信解析の現況について説明します。

Bluetoothプロトコル・アナライザ機能紹介

Ellisysが提供するBluetoothプロトコル・アナライザと解析ソフトウェアには、エンジニアが課題を効率的に理解し、設計や実装のパフォーマンスを最適化できるように設計された革新的な機能が搭載されています。本稿ではソフトウェアが持つ様々な機能についてご紹介します。

はじめての広帯域記録

Ellisysが提供する広帯域同時記録型スニッファの使い方はとても簡単です。キャプチャを開始し、デバイス同士の接続を行えば、すぐにすべてのトラフィックがキャプチャされます。しかし、完璧なキャプチャを行うためには、いくつかの要点をおさえておく必要があります。こちらの資料では、最適なキャプチャを行うために必要ないくつかの手順を紹介します。

Bluetoothプロトコル・アナライザの最適な配置

広帯域同時記録のアナライザを使用してBluetoothトラフィックをキャプチャするのは簡単です。アナライザの電源を入れて記録を開始すると、すぐにトラフィックが表示されます。しかしトラフィックを確実に捕捉するためには、アナライザを理想的な位置に設置するように注意しなければなりません。本稿では、解析のベストプラクティスと、避けるべきいくつかの落とし穴について説明します。

アンテナの放射パターンを解説

アンテナの基本的な放射パターンを理解することは、無線機器を正しく配置し、理想的な伝送品質を確保するために非常に役立ちます。これはプロトコル・アナライザで通信の記録を行う場合には、さらに重要です。本稿では、様々なタイプのアンテナにおける放射パターンの基本的な情報を提供します。

Bluetooth セキュリティのウソ?ホント?

Bluetooth におけるセキュリティは複雑で、しばしば誤解されています。 また、誤った実装を行うと、たとえ優れた設計であっても商業的に失敗する危険性があります。Bluetooth が今日の最も一般的な無線規格の1つになったことで、Bluetooth 技術の実装者は、そのセキュリティ原則を理解することがこれまで以上に重要になっています。

本稿では、誤解されがちな10個のセキュリティに関する噂を取り上げ、Ellisys アナライザのユーザーが、セキュリティがどのように実装に影響するかを理解できるようにします。

LE アイソクロナス通信の記録とセキュリティについて

Bluetooth 5.2 / LE Audioを学びたい方に最適な資料です。

Bluetooth 5.2では、LE Power Control、Enhanced Attributes (EATT)、新しい LE アイソクロナスチャネルを介した Bluetooth Low Energy上でのオーディオ伝送機能など、いくつかの主要な機能が導入されました。 本稿では、Bluetooth LEの物理チャネルの概念、2つの LE アイソクロナス転送の基本的な動作、これらの転送で使用されるセキュリティ、アクセス アドレスの使用方法などについて説明します。

また、Bluetooth LE で使用されるアイソクロナス通信の記録と暗号化・復号化に関してテスト機器が直面する課題と、これらの課題が Ellisys エンジニアリングチームによる独自のイノベーションによってどのように解決されたかを見ていきます。

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